淡竹
たけのこが、イネ科に属すると言うのはご存知でしたか?今回はたけのこの中でも淡竹(はちく)の豆知識について。

通常のたけのこよりも若干遅めの淡竹は5~6月が旬です。

たけのこと言うと、初夏を感じさせてくれる野菜ですね。ちょっと苦味があり、歯ごたえ抜群の味は、旬の日本料理に欠かせない食材です。

この時期になるとご近所さんから、おすそ分けでもらったりすることが多いのではないでしょうか?

ハチクは「破竹」と勘違いする事も多いようですが、正しくは「淡竹」と書き、竹の種類を指します。ちなみに「破竹」は、竹を割る事で、「破竹の勢い」などと言ったりします。

通常、たけのこは灰汁抜きをしなければならないのですが、この淡竹は新鮮なうちだと、灰汁が少なくそのまま食すことが出来ます。なので、調理にも手間がかかりません。主婦にとっては大助かりな食材です。

鮮度の高いうちは、てんぷら等に料理することができます。ホクホクのたけのこてんぷらに塩をパラパラっとかけて、食べるのが美味です。自宅で簡単に、高級料亭の味が楽しめたりするわけです。

ただし、その日に食べない場合は、さっとゆでる必要があります。もし、そのまま食べてしまうと苦味を感じるでしょう。

たけのこ全般的に言える事は鮮度が命です。時間が経過するほど、どんどん苦味が増してきます。出来るだけ早く下処理をし、食すことがポイントです。

<下処理の方法>

1. 皮をつけたまま切れ込みをいれます。
2. ぬか2カップと赤唐辛子2~3本を入れ沸とうさせます。
3.落としぶたをし、弱火で1時間ほど茹でます。
4. 竹串がすっと通れば火を止めて、ゆで汁をそのままにし、冷やします。
5. 冷ました後、水洗いし、皮をむいて完了。



柔らかく、下処理がきちんと出来ていれば、アスパラなどと同じくマヨネーズとあえてサラダにしたり、たけのこご飯にしたりと、様々な調理が可能です。


淡竹は食す以外にも、細く縦に割りやすい為、茶筅の材料やすだれの簾の材料等に使われたりもします。淡竹は日本の文化には欠かせない存在だと言えるでしょう。

画像提供(草花写真館様)


たけのこでちらし寿司や、若竹煮などをするには、醤油や酢にこだわってみてはいかが?