シチューとスープの違い
9月30日 thanks:管理人
タグ:特集

シチューについて調べてみたのだが、そこでふと、ある疑問にぶち当たった。
それは、
『シチューとスープの違いは何か?』
というものである。
そういえば、自分の中で今まで明確に線引きしたことはなかったように思う。
シチューといわれればシチュー、スープといわれればスープ、そんなぐらいである。
イメージで言うなら、シチューは少しとろみがある感じ。
スープはサラサラしている感じ、というところか。
たとえば、カレーとスープカレー。
カレーをシチューの一種と捕らえるなら、カレーとスープカレーの差は、とろみぐらいしかない。
(というとスープカレーファンからは非難の嵐が起こりそうだけど)
『とろみ』判定で言うと、ボルシチは微妙なところである。
とろみがあるときもあれば、ないときもある。
(といいつつ、実際にちゃんと食べたことはないのであまりよくわかっていない。
今度食べてみます。)
ポトフもまた、微妙なところである。
しかし、『とろみ』判定でいえば、ポトフはシチューというよりスープに近いのか。
と、ここでひらめいた。
シチューは具を、スープはスープ自体を主に楽しむものなのではないか?
そうだ、そうに違いない。
そう考えるなら、なんとなくつじつまが合わないでもない。
それでいくなら、
ポトフは具がメインなので、シチューということになる。
ボルシチも具がメインだろう。
コーンスープはコーンのスープがメインだから、スープでいい。
おー、これはなかなか確信に迫っているのではないか?
にわかに核心に迫った気がする。
どうだこのやろう。
としばらく悦に入っていたのだが、クリームシチューを考えて、少し止まった。
クリームシチューはどうだ?
『具がメインか』判定を使うなら、クリームシチューの分類はかなり難しい。
どちらかといえば、スープメインな気がするが、具もたくさん入っている。
どうなんだ?
でも、名前に『シチュー』がついている以上、クリームシチューはシチューであるべきなのである。
ではクリームシチューをシチューたらしめているものは一体何なのだ?
・・・思わぬ難問に当たってしまった。
ここは専門家に聞かねばなるまい。
ということで、ハウス食品のお客様相談センターに電話して聞いてみた。
怒られるかと思ったが、電話してみると、こんなばかげた質問にも、とても丁寧に対応してくれた。
少し株が上がった。
今度カレーのルーを買うときはハウス食品さんのものを買わせていただきます。(たぶん。。。)
で、その結果は、
「具の量じゃないですかね~」
ということだった。
シチューは具の量が多くて、具を食べる。
スープは具が少ない。もしくは、具がつぶされている。
そこの違いではないか?とおっしゃっていた。
なるほどなるほど。
私の考えと近いものがある。
ボルシチは?と聞くと、
「ボルシチはシチューじゃないですかね~」
ということだった。
うんうん。そうだそうだ。同じ意見だ。
ハウス食品さんのサイトを見ると、クリームシチューはやはりシチューのコーナーに置かれたいた(名前にシチューがつくので当たり前か)。
その『具の量』判定でいくと、クリームシチューは具が多い、ということなのだろう。
『具がメイン』判定よりは、『具の量』判定のほうが、まだわかりやすいと言えなくもない。
メインかどうかは食べる人の気持ち次第だが、量の判定なら、スープと具の比率で、区別できないこともない。
なるほど。
ハウス食品はハウス食品なりの解答を持っていたというわけである。
さすが老舗。
あなどれない。
でも(しつこいようだが)、そうなると、毎回具の量など違うわけだから、一概には言えない。
味噌汁はスープだが、具の多い豚汁はシチューということになってしまう。
これはマズイ。
となると、他にも何か基準があるのか?
yahoo辞書を使って言葉自体を調べてみる。
【スープ】
西洋料理の汁物。スープストックを塩・香辛料などで味つけしたり、ルーで濃度をつけたりしたもの。コンソメとポタージュとに大別される。ソップ。
【シチュー】
肉とジャガイモ・ニンジン・タマネギなどの野菜をとろ火で煮込んだ西洋料理。
これを比較してみる。キーワードを拾い出してみると、
・煮込む
・肉と野菜
ということになるだろうか。
『肉と野菜』というのは、『具の量』判定と大体同意だろう。
となると、後ひとつ、煮込むか煮込まないか、というのが新しい判定基準となる。
なるほどなるほど。
これは新展開である。
この二つ、
①『具の量』判定
②『煮込み』判定
の二つを使えばうまく分けられそうに思う。
具の量が多い :シチュー
具の量が少ない:スープ
煮込む場合 :シチュー
煮込まない場合:スープ
具の量が少ないのに煮込む、という場合はあまりないように思うので、無視していいだろう。
また、具の量が多いのに煮込まない、という場合もほとんどないだろう。
たいてい、具が多い場合は煮込むものだ。
このわけ方で言うと、
クリームシチュー :煮込むので『シチュー』
カレー :煮込むので『シチュー』
コーンスープ :煮込まないし、具も少ないので『スープ』
味噌汁 :煮込まないし、具も少ないので『スープ』
豚汁 :具は多いが、煮込まないので、『スープ』
ボルシチ :具が多くて煮込むので『シチュー』
ビーフストロガノフ:具が多くて煮込むので『シチュー』
ミネストローネ :具が多いが、それほど煮込まないので『スープ』
どうだろう。
なんとなくすっきりしたのではないだろうか。
勝った・・・。
何に対して勝利を収めたのかはわからないけど、ここ最近で一番の達成感である。
ということで、これが学術的に正しいかどうかはわからないが、これを結論とさせていただく。
結論:
①『具の量』判定
②『煮込み』判定
この二つでシチューかスープかを分けることができる。
以上。
すっきりしない方はすっきりしないで、独自の分類を生み出して、教えていただければうれしく思います。
長々と読んでいただき、ありがとうございました。
お疲れ様でした。。。
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通りすがり さんが書きました: